膀胱炎

女性に圧倒的に多い病気です。尿道から、大腸菌などの細菌が膀胱の中に入って炎症を起こすもので、排尿痛、残尿感、頻尿などが主な症状です。体の冷えや、尿意をがまんすること、外陰部が清潔でないこと(生理、セックスなど)が誘因になりますので、これらのことに充分注意をし、また水分を充分に摂って予防に努めてください。

治療としては、特に原因のない単純な膀胱炎については、適切な抗生物質を3-7日飲むことでほとんどの場合完全に治すことができます。逆に、薬を飲んでもなかなか良くならない場合は、膀胱炎の原因として別の病気がかくれていることがありますので注意してください。また、一般的に膀胱炎では熱は出ません。高熱が出る場合には、腎盂腎炎という、より重症な病気の可能性がありますので、必ず専門医に相談してください。

膀胱がん

膀胱がんが見つかるきっかけとなる症状は、血尿である場合が多く、その多くは、痛みなどの症状を伴わない無症候性血尿と呼ばれるものです。血尿の多い、少ないは、病気の状態と比例しません。また、続けて血尿が出るとは限らず、出たり止まったりしますので、一旦止まったからといって安心してはいけません。他にも血尿をきっかけに見つかる病気はいろいろありますので、血尿が出た場合は必ず泌尿器科医に相談してください。

膀胱がんは、早期のものであれば、内視鏡で見ながら削り取るだけで完全に治せることが多いのですが、進行してしまうとやっかいですので、気をつけてください。

尖圭コンジローマ

ウイルスによる性行為感染症のひとつで、男性の亀頭(特にくびれた部分)や包皮、女性では陰唇の部分に多く、鶏のトサカのように先のとがったできものができます。このできものは、痛くも痒くもありませんが、少しずつ大きくなってきます。他の性感染症にかかった患者さんや、仮性包茎の方に発症することが多いようです。

治療法としては、電気メスで焼きつぶしたり、液体窒素で凍らせてとる方法などがあります。また、外用薬で有効なものも開発されてきていますが、いずれの方法を用いるにせよ。あまり大きくなってしまうと治療が大変になりますので、気になるものがある場合は早目に受診してください。

性器ヘルペス

主として性器の皮膚と粘膜の境界付近に、小さな水ぶくれのようなものができる病気です。複数の水ぶくれが集まってできる形が多く、数日で水ぶくれは破れてかさぶたになって治っていきます。ピリピリした痛みがあることが多く、近くのリンパ節も腫れてしまうことがあります。

この病気は、一度感染してしまうと、その後繰り返して起こることが多く、今の医学では完全にこのウイルスを退治することはできませんが、症状が出始めた時期に使うと効果の高い薬がありますので、やはり「おや?」と思ったら早めに医師に相談してください。

義父が寝たきりです。通院が大変なのですが、往診で処置できませんか

今かかっている先生と相談してください。もし、ほかに通院しなければならない理由がなく、担当の先生の許可がもらえれば、なるだけ希望に沿えるように対応します。できれば、その先生からの、これまでの経過などを書いた紹介状と保険証などをお持ちの上、ご家族が一度来院してください。

ただし、泌尿器科という科は、いろいろな道具や機械を使って診断、治療をすることが多いので、状態によっては在宅での処置が困難であったり、何度か、状態を確認するためにご本人に来ていただくてはならない場合もあります。

バイアグラの処方を受けるには、いろいろと診察や検査が必要なのでしょうか?

バイアグラやレビトラ、シアリスなどの、いわゆるPDE5阻害薬は、国内でもその処方例が増えるにつれ、使い方を誤らず、注意点をしっかり守れば、安全に使用できる有用な薬であることが確認されてきました。

当院では、治療中の病気がある方や体調不良の方、特に高齢の方などを除いては、例えば3ヶ月以内に行った健康診断や人間ドックの検査結果、他院で受けた検査結果などをお持ちいただけば、特に専門的な精密検査は行わなくても、必要に応じて処方してよいものと考えています。

ED(勃起不全)は、恥ずかしい病気ではない、という認識が徐々に拡がりつつあります。お悩みの方は気軽に相談してください。